ソルトレイクシティにあるチャイナタウンで売られていて、いつも気になっていたジャックフルーツ。
今まで日本では馴染みがなく、食べ方も味も想像できなかった謎のフルーツについて、調理法などをご紹介します♬
ジャックフルーツとは??
インドからバングラデシュが原産と考えられ、現在は東南アジア、南アジア、アフリカ、ブラジルなどで栽培されている南国フルーツ。
英名は「ジャックフルーツ」ですが、クワ科パンノキ属の常緑高木「パラミツ」のことです。幹や太い枝に連なってぶら下がる果実は、長さ70cm、幅40cm、重さ40~50kgに達することもあり、世界最大の果実といわれています。
果肉以外の箇所を調理すると、まるで豚肉のような食感を味わえることから、近年はヴィーガン食材としても注目が集まっています。
味は、個人的には、バナナ・パイナップル・マンゴーを合わせたようなトロピカルな甘さを感じました。
気になる栄養価
スーパーフルーツと言われるほど、ビタミンAやビタミンCなどの抗酸化ビタミン、カロテン、ミネラル、食物繊維が豊富です。生活習慣病の予防やエイジングケアに役立つと期待されています。
※参照元:パラミツ(ジャックフルーツ)とは? 食べ方、栄養価、とんかつ風パラミツのレシピ
下処理(解体する)
1/4カットされているものを買ってきました。黄色い部分が果肉です。そのほかの芯・繊維部分・種も調理に使えるため、それぞれ分けておきます。
樹脂分を含んでいるため、作業していると、手もお皿も包丁もかなりベトベトしてくるので要注意です。
まだ繊維部分がたくさん残った状態ですが、果肉もたくさんありました。
買ってきたジャックフルーツが完熟ではないため、黄色い果肉はしっかりとした固形ですが、熟れたものだと完熟バナナのように柔らかいと思います。
こちらが最終形態。繊維部分も、お皿いっぱいに取れました。
余談ですが、左端に写っているサランラップ(コストコで購入)は、スライドのカッターが付いていて使いやすいし、大容量なので気に入っています。
食べ方① 果肉はそのまま
黄色い果肉はそのまま食べます。甘くてフルーティー☆ 熟れるのを待って食べたら、甘味が強くなってますます美味しくなりました。
食べ方② 種(煎る・茹でる)
フライパンで煎ってみたものがこちら。白いものは、茶色い皮をむいた状態です。食感はホクホクしていて、味は栗のようでした。
茹でたものも、柔らかくなって食べることができました。ソラマメに似てるかも?
食べ方③ 芯・繊維部分(炒める)
芯を切って炒めてみました。繊維の部分も同様、オイスターソースと合う感じがします。甘味があるので、パイナップル入り酢豚みたいでした。
ものすごく繊維質なので、噛み応えがあり、満腹中枢が刺激されます。
最後に
ただでさえ大きいのに、イボイボの皮以外ぜんぶ食べることができてお得感(?)があります。あとで調べていて知ったのですが、豚肉の代わりに使うようなレシピにしたり、カレーにも合うようなので、次回は新たな活用方法を試したいと思います!