J-1ビザでアメリカ赴任する夫に帯同することになり、私はJ-2ビザを取得。
私たちの住んでいるユタ州 ソルトレイクシティはまさに車社会で、どこへ行くにも車を運転できないととても不便。
そこで、国際免許を持って渡米した場合にユタ州の運転免許を取得する際の流れについて記録しておきます。
必要なもの
●SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)
※持っていない場合は、SSNがないという証明書
●現住所を証明する書類×2点
●パスポート
●費用(学科受験時に現地払い)
※私の場合「Original Class D limited-term license」で32ドル。
▽SSNがない証明書の取得方法はこちら▽
免許取得までの流れ(7ステップ)
(1)DRIVER HANDBOOKを入手する
運転免許センター(Driver License Division)の受付で無料配布されています。州の公式サイトからダウンロード可能です。
国際免許や他州の免許がある場合は、学科の設問数が50問→25問になる上、テストにハンドブックを持ち込むことも可能なので、紙媒体があると便利かと思います。
(2)SSNがないという証明書を発行してもらう
※すでにSSNを持っている場合は不要
(3) Learner Permit(学習者許可証)のテストを予約する
受験の予約はオンラインで行います。
https://dldapply.ps.utah.gov/?appt=learner
<基本的な入力項目>
・氏名、住所、連絡先、病歴、身長体重、メガネの有無、犯罪歴、障害の有無など
続けて、受験会場・日時を予約します。
朝から夕方まで枠はたくさんあるので、都合の良い日時を選択したら完了です。(あとで日程変更することも可能)
(4)Learner Permit(学習者許可証)のテストを受験する
後述の「受験当日について(学科)」に詳細を記載しています。
(5)スキルテスト(実技)を予約する
無事に学習者許可証をGETしたら、スキルテストを予約します。
時期によっては混み合っていて、私の場合は最短で2か月半後の日程しか空いてませんでした。(民間の受託会社だと早めに受けられるケースが多いです ※要費用)
(6)スキルテスト(実技)を受験する
後述の「受験当日について(スキルテスト:実技)」に詳細を記載しています。
(7)免許証が届く
スキルテストに合格すると、窓口で仮免許証のような用紙を受け取ります。免許証カードは、3~4週間後くらいに自宅へ郵送されます。
受験当日について(学科)
<当日の持ち物>
●ハンドブック
●日本の運転免許証
●国際運転免許証
●パスポート
●SSN(ない場合は、SSNを持っていない証明書)
●お金(クレジットカード)
<当日の流れ>
① 予約日時(30分前から受付可)に行く
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② 受付で顔写真を撮り、番号札を受け取る(所要時間:約1分)
↓↓
③ 待合席で待機し、呼ばれたら指定窓口に行く
↓↓
④ 持参した書類の確認や、会計などの手続き
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⑤ テストを受ける
制限時間はありません。簡素なブースで、設置してあるタブレット端末を使用して受験。回答を確定すると画面に合否が表示されます。
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⑥ 担当窓口に並んで手続き
合格の場合、その場で学習者許可証(Learner Permit)を発行してもらい、手続き終了です。
受験当日について(スキルテスト:実技)
私はユタ ステート フェアパーク(Utah State Fairpark)にある運転免許センター(Driver License Division)で受けました。
予約がかなり混み合っていたので、7月上旬に学科合格して、9月下旬にスキルテストというスケジュールに。早めに受けたい場合は民間で受けることも可能です。
※運転免許センターで受ける場合はスキルテストに払う料金はありませんが、民間の場合は費用がかかります。
<当日の持ち物>
●学習者許可証(Learner Permit)
●国際免許証
●パスポート(提示は求められませんでしたが、念のため)
<当日の流れ>
① 予約日時にいく(30分前から受付可)
↓↓
② 受付で顔写真を撮り、番号札をもらう
↓↓
③ 待合席で待機し、呼ばれたら窓口に行く(このときの担当者が試験官となる)
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④ 持参した書類を確認
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⑤ 建物外に出て、試験開始
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⑥ 15~20分ほど走行したら、運転免許センターに戻ってくる
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⑦ 窓口で結果を受け取る
試験対策(学科)
模試を何回かやると、出題されやすいポイントが分かります。
ハンドブックの最終ページや公式サイトに公開されているので、3~4回やるのがおすすめです!
▽Written Knowledge Practice Test▽
https://secure.utah.gov/exam-center/exam/instructions.html
試験対策(スキルテスト:実技)
事前にYoutubeなどで動画を見て、1度は練習したほうが良いかもしれません。
<テスト項目>
・ヘッドチェック(★とにかく重要)
・適切なスピード
・左折/右折後の適切な車線
・車線変更
・左折、右折
・一時停止
・上り坂での駐車(実際にやらず、平坦なところで実演)
・3ポイントターン
・Uターン
・縦列駐車
※縦列駐車は、運転免許センターの建物前にあるコーンの内側に停めるというよう指示されました。
最後に。
6月中旬に学科の勉強を始めてから4か月かかってしまいましたが、無事に免許取得できて安心しました。これさえ持ち歩けば、お店でお酒も買えるしアメリカ国内線の保安検査もパスポートなしで通れる!
なお、通常の有効期限は8年ですが、私の場合はVISAの期限と同じ2026年某月なので、もしそれ以降もアメリカにいることになれば免許更新しないといけないです。忘れないようにしないと。。。