J-1ビザの夫に同行のため、私はJ-2ビザや国際免許などを手配して渡米。
アメリカに2年以上滞在する予定ですが、国際免許の有効期限は1年間なので、ユタ州の運転免許を取ることにしました。
免許の取得にはSSNが必要なのですが、J-2ビザで渡米した私はSSNを持っていません。その場合は「SSNがないことを証明する書類」で代用できるとのこと。
EAD(アメリカの労働許可証)申請時にSSN発行申請も可能なので、その手続きはしましたが、EADおよびSSNの取得まで3~6か月のタイムラグがあるらしく時間がかかります…
そこで、SSNがないことを証明する書類を取得しに、市のソーシャルセキュリティオフィスへ行ってきました。
SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)とは
アメリカでは、運転免許の取得や、銀行口座開設、クレジットカード発行、携帯電話、電気、ガスの契約時など、なにかにつけて「ソーシャル セキュリティ ナンバー(社会保障番号:通称 SSN)」が求められます。
アメリカで働いて納税する人や、アメリカで年金などの社会保障を受けられる人に発行されるもので、アメリカ国民の一人ひとりに付与されます。
J-2ビザで渡米した私は、SSNが付与されません。が、申請して取得することは可能です。(EAD申請と併せてSSN発行を申請)
申請場所
「SSNを持っていないことを証明する書類」を申請する場所は、社会保障事務所(Social Security Administration)です。私は、ソルトレイクシティの 175 E 400 S にあるオフィスへ行きました。
UTAバスやTRAX(路面電車)を使って近くの停留所で降りることも可能ですし、公共駐車場を$5程度で利用することもできます。
居住地の社会保障事務所の場所は、下記サイトから郵便番号を入力して検索可能です。
必要なもの
・パスポート
・現住所を証明するもの(郵便物など)
DS-2019 や I-94 なども持参しましたが、提示を求められませんでした。
到着から書類受取までの流れ
① エレベーターで5階へ
② オフィスの入口で手荷物チェック
スマホや時計をケースに入れ、職員がバッグの中をチェックします。
③ 受付機で手続き
受付機でおおまかな用件を選択します。
④ モニターに自分の番号が表示されたら、指定の窓口へ
私が訪れたのは火曜日の14時50分頃。受付時点で10人待ちの状態で、15時45分頃に順番が来ました。約1時間待ちでした!
⑤ 窓口で手続き
さっそく「ご用件は?」と訊かれるので、一文を短く、以下のような内容を伝えました。
準備していた内容が通じたようで、パスポートの提示を求められました。また、現住所も訊かれたので、スマホ画面を見せて教えました。
手続きはこれだけで、すぐに印刷した文書(A4くらいの用紙1枚)を渡してもらえました。
最後に。
英語力に難ありの私が一人で公的機関に行って、書類の発行依頼をするのはハードルが高いと思いましたが、無事に文書を取得できてホッとしました。
事前情報で、「SSNを発行しにきたと勘違いされ、いろんな書類を提示して時間や手間をかけた挙句、あなたはSSNを取得できません、と言われたりと、主旨が伝わらず困った」という内容を聞いていたので、とにかく「SSNがないという証明書が欲しい」ということを伝えることが大事だと思います。
<駐車場情報>
近くの公共図書館の地下駐車場に停めることもできるようです。入口ゲートで駐車券を受け取り、そのQRコードを図書館内で認証すると最大2時間無料。その後は30分ごとに$1.5とのことです。